令和5年度「はしか・風しんゼロキャンぺ―ン週間」5/21~5/27

はしか・風しんについて

 はしか(麻しん)は、強い感染力と高い発症率で、脳炎や肺炎などの合併症を併発して死亡することもあり、子どもにとって極めて重大な感染症です。また風しんは、妊娠初期の妊婦さんが感染すると目や耳や心臓に障害を持つ「先天性風しん症候群」の赤ちゃんが生まれることがある感染症です。はしか(麻しん)については、平成30年に海外からの観光客を発端とする県内では4年ぶりとなるはしか患者の発生と9年ぶりの感染拡大がありました。今般、茨城県や東京都においても海外からの輸入症例をきっかけに感染伝播が報告されています。今後も他の地域での感染増加が懸念されています。はしか(麻しん)の感染予防ははしか・風しん混合(MR)ワクチンが最も有効です。

はしか・風しん混合(MR)ワクチン予防接種について

MRワクチンを受けることで防ぐことは可能です。しかし、令和3年度の沖縄県の定期MRワクチン接種率は、1歳になってから受ける1期MRワクチンと小学校就学前の1年間で受ける2期MRワクチンそれぞれ目標の95%を達成出来ていません。流行の防止には接種率95%以上が必要とされています。

1歳になったらMRワクチン、小学校就学前の1年間にもう1回MRワクチンを受けましょう。

風しんの追加対策について

昭和37年4月2日~昭和54年4月1日の間に生まれた男性は公的な接種を受ける機会が無かったため、抗体保有率が他の世代より低くなっています。対象の方には、送付したクーポン券を利用して、まず抗体検査を受けていただき、抗体検査の結果十分な抗体がない方は、定期予防接種の対象となります。令和元年度から開始していますが、令和6年度まで延長となりました。まだ抗体検査を受けていないかたは、早めに検査を受けましょう。住民健診でも検査可能です。対象の方はクーポン券をご持参ください。

厚生労働省HP

 

国頭村役場福祉課   0980-41-2765

国頭村立保健センター 0980-41-5767