今般、世界遺産条約に基づく2020年の世界遺産委員会における世界遺産登録審査に向けて、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」世界自然遺産候補地を、政府としての今年度の推薦候補とすることが決定されました。
上記の発表を受けて、国頭村長コメントを下記のとおり掲載します。
”推薦取り下げが決まって以降、確実かつ早期な登録に向けて要望をしてきた。
今回の決定を受け、大変ほっとしたと同時に、気の引き締まる思いである。
IUCNの勧告事項について、国・県をはじめとする様々な関係者と一致団結して対応を進めているところ。
最も重要なことは、我らが「やんばる地域」の魅力や価値を今こそ見つめ直し、そしてそれを後世に繋いでいくことである。
今後、自然環境の保全や適切な利用の促進をはじめ、必要な施策を着実に実施しながら、地域の魅力や価値を再発見できるような「むらづくり」事業を加速していきたい。
さぁ、世界へ。
まさに、ふんどしを締め直し、再出発だ。”
平成30年11月2日 国頭村長 宮城 久和