「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界遺産一覧表への記載推薦に関する日本国政府の方針決定について

本日、世界遺産一覧表への記載推薦に関する今後の方針について閣議了承され、推薦書を一旦取り下げることが決定しました。
以下に、村長コメントを掲載します。

 

“ 世界自然遺産登録に向けた推薦書を一旦取り下げるということは、今年の遺産登録は不可能であることを示しているが、我々としては、「確実」かつ「早期」な登録に向けた最善の方針だと受け止めている。

今後、IUCNの勧告内容について十分に分析されると思うので、国・県をはじめとする様々な関係者と一致団結して取り組む所存である。

最も重要なことは、我らが「やんばる地域」の魅力や価値を後世に繋いでいくことである。地元自治体として、足踏みすることなく、自然環境の保全をはじめ、適切な利用の促進など、必要な施策を着実に実施し、来年2月の推薦書再提出に向けて前進していきたい。

さぁ、再び世界へ。
まさに、ふんどしを締め直し、再出発だ。”

 

平成30年6月1日 国頭村長 宮城 久和