令和5年コロナワクチン春開始接種について国頭村の集団接種は終了しました。
つきましては、国頭村立診療所で個別接種を開始します。
●対象者:初回(1・2)接種又は追加接種を完了した65歳以上の方、基礎疾患を有する方(12歳~64歳)、医療従事者等で前回接種から3ヶ月経過した方。※ワクチンは足りているため、村外の方も受け入れ可能です。
●接種日時:火曜日・金曜日 午後2時~(7月25日の火曜日から)※予約なしで接種可能です。
※春開始接種は9月15日までとなっています。
●使用するワクチン:ファイザーのオミクロン株対応2価ワクチン
●持参する物:接種券付予診票、接種済証、保険証等の身分証明、内服されている方はお薬手帳
※接種券付予診票が無い場合は接種出来ません。
お問い合せ先
国頭村福祉課:0980-41-2765
新型コロナワクチンの令和5年春開始接種が始まります。接種費用は無料です。
●対象者1:初回(1・2回目)接種又は追加接種を完了した65歳以上の方、基礎疾患を有する方(12歳~64歳)、医療従事者等で前回接種から3ヶ月経過した方
接種日程:国頭村では集団接種を7月18日、19日、20日に予定しています
<集団接種で使用するワクチンはファイザーのオミクロン株対応2価ワクチンです。>
※集団接種より前に接種を希望される方には接種券を発行しますので、国頭村役場福祉課(0980ー41-2765)までご連絡ください。
個別接種の医療機関:直接病院へ連絡をし、予約をしてください。
大宜味診療所(0980-50-5450)
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の積極的な接種勧奨の再開
平成25年4月1日から定期予防接種となりましたが、HPVワクチン接種後の持続的な疼痛などの副反応が報告され、同年6月14日付け厚生労働省通知に基づき、積極的な勧奨が差し控えになっていました。厚生労働省は最新の知見を踏まえ、ワクチンの安全性に特段の懸念が認められないこと、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められることなどから、積極的な勧奨の差し控えを終了し、対象者への個別勧奨を再開するよう令和3年11月26日付で通知がありました。この通知を受けて、令和4年度、対象となる方へご案内を送付しました。
今回定期予防接種に9価ワクチン(シルガード9)が追加されたため、対象者の方へご案内を再送付しました。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の効果とは
〇子宮頸がんの95%以上は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因です。子宮頸部に感染するHPVの感染経路は性的接触と考えられています。HPVはごくありふれたウイルス(200種類以上のタイプがある)で、性交渉のある女性のうち50~80%はHPVに感染していると推計されています。HPVワクチンに感染してから子宮頸がんに進行するまでの期間は、数年~数十年と考えられます。HPVに感染した女性の一部では、感染細胞が異常な形に変形して、前がん病変(異形成)を発症します。発がん性ヒトパピローマウイルスの中で、とくにHPV16型、HPV18型は前がん病変や子宮頸がんへ進行するスピードも速いと言われています。
〇HPVワクチンを接種することで、HPV16型とHPV18型の感染を予防できると言われています。(1次予防)
〇子宮頸がんの早期発見・早期治療のために、ワクチンを接種していても、していなくても、20歳になったら、2年に1回の子宮頸がん検診を受けてください。(2次予防)
※詳しい内容については、厚生労働省HPもご覧ください。
厚生労働省HP<ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がんとHPVワクチン~>
接種対象者
①定期接種対象者(国頭村に住民登録がある者で、平成19年4月2日~平成24年4月1日生まれの女子)
(高校1年相当、中学3年生、中学2年生、中学1年生、小学6年生)
助成対象期間(無料):高校1年生相当の年度末3月31日まで(16歳となる日の属する年度末3月31日まで)※1年以内に接種を終えるのが望ましい
※令和5年度に高1になられる方については、定期の助成期間内に接種を終了出来ない場合に、②の対象者と同様に令和7年3月31日までは、接種の助成(無料)が受けられます。
②積極的勧奨を控えていた時期(平成25年度から令和3年度)に接種対象であった方(キャッチアップ接種対象)→国頭村に住民登録のある者で、平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女子
助成対象期間(無料):令和4年4月1日~令和7年3月31日まで(3年間)
※国頭村の記録で、3回接種を完了していない方に通知をしています。1、2回接種している方は残りの回数の接種を受けられます。(原則、同じ種類のワクチンで接種ですが、2価または4価HPVワクチンで規定の回数の一部を完了し、9価ワクチンで残りの回数の接種を行う交互接種についても、医師と相談の上実施して差し支えないことしています)接種完了後に他市町村からの転入や任意接種ですでに接種を完了している方にも通知が届く場合がありますのでご了承ください。
接種方法
<ワクチンの種類>
・2価(サーバリックス):子宮頸がんを起こしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぎます。HPV16型と18型が、子宮頸がんの原因の50~70%を占めます。
〇標準的な接種方法:1か月あけて2回、初回1回目から6か月以上あけて1回接種。合計3回、同じ種類のワクチンを筋肉内注射。
〇標準的な方法が取れない場合:1か月以上の間隔をおいて2回行った後、1回目接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて1回(3回目接種)を行う。
・4価(ガーダシル):子宮頸がんを起こしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぎます。HPV16型と18型が、子宮頸がんの原因の50~70%を占めます。また、尖圭コンジローマ(生殖器にできる良性のいぼ)の原因の90%を占めるヒトパピローマウイルスのうち、HPV6型・11型の感染を防ぎます。
〇標準的な接種方法:2か月あけて2回、初回1回目の接種から6か月以上あけて1回接種。合計3回、同じ種類のワクチンを筋肉内注射。
〇標準的な方法が取れない場合:1か月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目接種から3か月以上の間隔をおいて1回(3回目接種)を行う。
・9価(シルガード9):子宮頸がんを起こしやすいタイプであるHPV16型と18型に加え、ほかの5種類のHPV感染を防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。
※9価ワクチンの注意点:1回目の接種を15歳までに受ける場合、少なくとも5ヶ月以上あけて2回接種し合計2回で完了出来ます。2回目の接種が5ヶ月未満である場合は3回目の接種が必要になります。また1回目の接種を15歳になってから受ける場合は合計3回の接種が必要になります。3回接種が必要な場合は、4価ガーダシルと同じ接種スケジュールとなります。
※新型コロナワクチンとの接種間隔は前後2週間以上あける必要があります。HPVワクチンは不活化ワクチンなので他の予防接種(コロナワクチン以外)との接種間隔の決まりはありません。
接種時の持ち物
母子健康手帳(接種履歴確認)、健康保険証、予診票
※16歳未満は予診票に保護者の署名が必要です。
同意書について
予防接種の実施にあたっては、原則保護者の同伴が必要です。ただし、13歳以上で16歳未満の方への予防接種については、保護者がワクチンの有効性やリスクを理解して、お子さまに予防接種を受けさせることを希望する場合に限り、保護者の同伴なく予防接種を受けることが出来ます。やむを得えず同伴せずに接種させることを希望する場合は「予防接種同意書」と予診票に保護者の自署をしたうえ、接種当日医療機関にお持ちください。
子宮頸がん予防ワクチンの副反応
〇主な副反応は発熱や局所反応(疼痛、発赤、腫脹)です。また、ワクチン接種後に注射による痛みや心因性の反応等による失神があらわれることがあります。失神による転倒を避けるため、接種後30分程度は体重を預けることのできる背もたれのあるソファ等に座るなどして様子を見るようにしてください。稀に報告される重い副反応としては、アナフィラキシー様症状(ショック症状、じんましん、呼吸困難)があります。また広い範囲の痛み、手足の動かしにくさ、不随意運動といった症状が報告されています。
相談窓口について
<HPVワクチンを含む予防接種等についての相談>
電話番号:0120ー331ー453 厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口
受付時間:平日9時~17時(土日・祝日・年末年始除く)
<医療・救済等に関すること>
電話番号:098-866-2013 沖縄県保健医療部感染症予防班
<接種後に気になる症状があるとき>
まずは接種を受けた医師やかかりつけ医に相談してください。必要がある場合は、沖縄県の協力医療機関(琉球大学病院)の受診についても、相談・紹介してもらうことができます。
国頭村福祉課 (098-41-2765)
保健センター(0980-41-5767)
はしか・風しんについて
はしか(麻しん)は、強い感染力と高い発症率で、脳炎や肺炎などの合併症を併発して死亡することもあり、子どもにとって極めて重大な感染症です。また風しんは、妊娠初期の妊婦さんが感染すると目や耳や心臓に障害を持つ「先天性風しん症候群」の赤ちゃんが生まれることがある感染症です。はしか(麻しん)については、平成30年に海外からの観光客を発端とする県内では4年ぶりとなるはしか患者の発生と9年ぶりの感染拡大がありました。今般、茨城県や東京都においても海外からの輸入症例をきっかけに感染伝播が報告されています。今後も他の地域での感染増加が懸念されています。はしか(麻しん)の感染予防ははしか・風しん混合(MR)ワクチンが最も有効です。
はしか・風しん混合(MR)ワクチン予防接種について
MRワクチンを受けることで防ぐことは可能です。しかし、令和3年度の沖縄県の定期MRワクチン接種率は、1歳になってから受ける1期MRワクチンと小学校就学前の1年間で受ける2期MRワクチンそれぞれ目標の95%を達成出来ていません。流行の防止には接種率95%以上が必要とされています。
1歳になったらMRワクチン、小学校就学前の1年間にもう1回MRワクチンを受けましょう。
風しんの追加対策について
昭和37年4月2日~昭和54年4月1日の間に生まれた男性は公的な接種を受ける機会が無かったため、抗体保有率が他の世代より低くなっています。対象の方には、送付したクーポン券を利用して、まず抗体検査を受けていただき、抗体検査の結果十分な抗体がない方は、定期予防接種の対象となります。令和元年度から開始していますが、令和6年度まで延長となりました。まだ抗体検査を受けていないかたは、早めに検査を受けましょう。住民健診でも検査可能です。対象の方はクーポン券をご持参ください。
国頭村役場福祉課 0980-41-2765
国頭村立保健センター 0980-41-5767
新型コロナワクチンの令和5年春開始接種が始まります。接種費用は無料です。
●対象者1:初回(1・2回目)接種又は追加接種を完了した65歳以上の方、基礎疾患を有する方(12歳~64歳)、医療従事者等で前回接種から3ヶ月経過した方
接種日程:国頭村では集団接種を7月(3日間)に予定しています
<集団接種で使用するワクチンはファイザーのオミクロン株対応2価ワクチンです。>
※集団接種より前に接種を希望される方には接種券を発行しますので、国頭村役場福祉課(0980ー41-2765)までご連絡ください。
個別接種の医療機関:直接病院へ連絡をし、予約をしてください。
大宜味診療所(0980-50-5450)
●対象者2:初回(1回・2回目)接種又は追加接種を完了した5歳~11歳で基礎疾患等がある方
※初回接種又は従来株で追加接種を受けた基礎疾患のない5歳~11歳で、「令和4年秋開始接種」を受けることができる期間が延長されています。オミクロン株2価ワクチンを未接種の方は引き続き1回の接種が可能です。ただ、基礎疾患のない方も、令和5年9月~12月にかけて「令和5年秋開始接種」で追加接種を受けていただける予定です。
接種を希望される方には接種券を発行しますので、国頭村役場福祉課(0980-41-2765)までご連絡ください。
接種医療機関<使用するワクチンは小児用オミクロン株対応2価ワクチンです>
・名護療育医療センター(名護市宇茂佐19765)
※直接病院(0980-52-0957)へ連絡をし、予約をしてください。
接種日:毎週金曜日11時~
・やんばるキッズファミリークリニック (本部町渡久地大多良原846-1)
※本部町コロナワクチンコールセンター(0980-43-5016)へ連絡をし、予約をしてください。
接種日:毎週水曜日
新型コロナワクチンを未接種の方で初回接種(1回目・2回目)希望の方は自己負担なしで接種可能です。
接種を希望される方は接種券を発行しますので、国頭村役場福祉課(0980-41-2765)またはワクチン専用ダイヤル(0980-41-2755)までご連絡ください。
初回接種対象者
●12歳以上で未接種者
接種医療機関(直接病院へ連絡をし、予約を取ってください。)
接種間隔:18日以上の間隔をおいて、原則20日の間隔をあけて2回目接種
●5歳以上11歳以下で未接種者
接種医療機関
※使用するワクチンは小児用ファイザー従来株です。
・名護療育医療センター(名護市宇茂佐1765)
0980-52-0957(直接病院へ連絡をし、予約を取ってください。)
接種日:毎週金曜日 10時~
・やんばるキッズファミリークリニック(本部町渡久地大多良原846-1)
※本部町コロナワクチンコールセンター(0980ー43-5016)に連絡をし、予約を取ってください。
接種日:毎週水曜日
接種間隔:18日以上の間隔をおいて、原則20日の間隔をあけて2回目接種
ファイザー社の新型コロナワクチン接種について(小児5歳~11歳接種用)
●6ヶ月~4歳で未接種者
※使用するワクチンは乳児用のファイザーワクチンです。
・やんばるキッズファミリークリニック
※本部町コロナワクチンコールセンター(0980ー43-5016)に連絡をし、予約を取ってください。
接種日:毎週火曜日
接種間隔:18日以上の間隔をおいて、原則20日の間隔をあけて2回接種した後、55日以上の間隔をおいて1回接種(合計3回)
ファイザー社の新型コロナワクチン接種について(乳児用生後6ヶ月~4歳)
※令和5年秋開始接種(9月~12月)は、初回接種を終了した5歳以上のすべての方が対象となっています。
初回接種(従来株)が完了すれば、最後の接種から3ヶ月以上間隔をあけて、オミクロン株2価ワクチンを接種できます。
令和5年3月1日(水)から3月7日(火)までの7日間は「子ども予防接種週間」として、予防接種に関する取り組みが、協力医療機関や各地域の予防接種センターにおいて実施されます。
この時期は、4月からの入園・入学に備え、保護者の予防接種への関心を高めるとともに、接種漏れを見直すのに最適な時期と考えられます。このため、子ども予防接種週間中、協力医療機関や各地域の予防接種センターにおいて、通常の診療時間に予防接種が受けにくい方々に対して、土曜日、日曜日、平日の夜間などの地域の実情に配慮した予防接種を行うとともに、種々の予防接種の相談に応じ、接種機会の拡大及び予防接種率の向上を図ります。