日本初、世界では3例目の半水棲ムカデが、沖縄の4地域と台湾から発見され、沖縄の故事にちなみリュウジンオオムカデ(琉神大百足)と命名されました。
森林内の水辺で川エビなどを捕食するほか、人が近づくと水中に隠れるなど「半水生」の生活を送っている半水棲ムカデとしては、過去、2016年にラオス、ベトナム、タイから1種、2018年にフィリピンからの1種が報告されており、世界で3例目となります。
この種が、やんばるの森のに生息しているとは、まだまだ知られていない魅力がたくさんある証拠ですね。
また、新種発見に、地元のネイチャーガイドである平良太さん、 沖縄県立辺土名高校3年生の當山全翔さんが貢献されたそうです!その功労等を称え、国頭村役場としてもHP掲載させていただきます。
[参考HP]
www.u-presscenter.jp/article/post-45737.html
くんじゃんむんレシピ」と「国頭村の歌碑めぐり」
皆様こんにちは
国頭村役場世界自然遺産推進室です。
今年度もあっという間に過ぎましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回はみだしに書いている「くんじゃんむんレシピ」と「国頭村の歌碑めぐり」について紹介致します。区長から皆様のご自宅まで文書と共に届いているかと思います。
【くんじゃんむんレシピ】
新型コロナウイルスのという未曾有の事態で私たちの生活スタイルは大きく変わろうとしています。新型コロナウイルスの感染拡大により、世界遺産委員会の開催が延期されています。我が国最後ともいわれる世界自然遺産推薦地「やんばるの森」が位置し、ひと・もの・こと、全て恵まれた“くんじゃん”の新鮮な農林水産物をふんだんに使って、安全安心で美味しい「食」を届けたい気持ちで地元の方(岩淵そよさん)と協力して制作しました。
【国頭村の歌碑めぐり】
外出もしづらい中、我慢を強いられる今こそ、三線の音に心を傾けつつ、道路も車もない時代に先人が詠んだ、純粋で多彩な表現の唄を探しに行って欲しいです。今回は、5年前に地元の小学生(田場羽琉さん)が夏休みの自由研究でまとめてくれた調べをもとに、村内全域にある歌碑を紹介します。
withコロナの時代になっている今だからこそ、地域の食や文化・自然など皆様が今住んでいる地域について知って頂ける機会になったらうれしいです。
2021年4月1日より施行される、「国頭村公認ガイド利用推奨条例」に伴う、事業者向けセミナーを受講者の皆様へ
事業者向けセミナーを受講いただきありがとうございました。
公認ガイドを目指す事業者としてご登録いただける方は、下記の小論文と申請書を共にご申請ください。
2021年3月29日ワードの小論文ファイルを追加。
沖縄県の令和2年度世界自然遺産地域振興モデル事業において、
世界自然遺産候補地域である国頭村・大宜味村・東村で生産された商品や
提供されるサービスの付加価値、認知度の向上のために使用するロゴマークを
募集します。
募集期間:令和2年12月18日(金)~令和3年1月22日(金) 17:00必着
商品:商品券3万円
提出先 お問合せ:丸正印刷株式会社 企画開発部 川嶋(かわしま)
TEL:098-835-8181
アドレス:y-kawashima@marumasa-print.net
国頭村新型コロナウイルス感染症対策ガイド事業継続支援金交付事業
※2020年8月7日現在、国頭村においても新型コロナウィルスの感染者が確認されました。
更なる感染防止対策にご協力頂きますよう、お願いいたします。
◇2021年2月末日まで先着順、予算がなくなり次第終了
◇以下から興味のあるツアーを選んで、直接ガイドにご予約下さい!
◇対象となるネイチャーガイドツアーに国頭村民1人1回まで(ほぼ)無料※で参加できる事業です!
◇村民向けに配布したチラシに掲載されている「やんばるエコツーリズム研究所」が提供するツアーについては、都合により本事業の対象外となりました。ご了承ください。
※国頭村民以外の皆さまへ
本キャンペーンは国頭村民のみ対象ですが、多くのガイドが様々なネイチャーツアーを通常通り有料で提供しています。是非、やんばる3村世界自然遺産推進協議会公式HPでご確認ください。⇒ Wonderful Forest
また、各ガイドツアーが開催されるフィールドに関する情報は、やんばるの森パンフ(第2版)でもご確認頂けますので、是非ご覧ください!(なお、国頭村内の一部の区については、各世帯に1部づつパンフレットを配布予定です。)
★注意事項★
下記のルールに反する申込みがあった場合は、ツアー代金を徴収します!
①割引は、以下のいずれかのツアーに令和3年2月末日までに参加した国頭村民のみで、1人1回限り対象!(2回目以降でも通常料金を支払えば参加可能♪)
②基本的には無料ですが、必要経費が書かれたツアーについては、当日ガイドに直接支払いを!
③ツアー当日は、本人・国頭村民であることを証明できる顔写真付きの書類を必ず持参を!(例:運転免許証、パスポート等)※子供は名前と住所がわかるもののみで可。
④安全と健康管理のため、肌を露出しない格好(長袖の羽織物・長ズボン・長めの靴下・運動靴)を推奨。帽子・飲み物・虫除けスプレー・雨具など必要なものを必ず各自で持参。ヒールやサンダルでお越しの場合、ツアーへの参加をお断りすることも。また、黒など濃い色の服はアブやブユが寄りやすいので、白や明るい色の服を推奨。その他に必要な持ち物は、ツアー毎に記載。
⑤新型コロナウィルス対策のため、マスク、除菌グッズは必ず持参を!なお、ツアー開始前に検温や体調に関するヒアリング(事業所により、同意書・チェック表への記入等を依頼する場合も)を行いますので、ご協力ください。
⑥ツアー当日、ガイドが配布する簡単なアンケートに必ず回答いただきますので、時間に余裕をもってお越しを。
☆申込・参加方法☆
① 各ツアーの予約・申込は、参加を希望する日の3日前までに、以下の「問い合わせ・申込先」まで直接!申込み時には、国頭村の事業で初めて申し込むこと、アレルギーや持病の有無についても必ず伝えること。
② 悪天候等によるツアー中止は、前日夕方までにガイドから直接連絡します。ただし、急な天候悪化による直前の中止の場合は、当日2時間前までの連絡。
☆対象となるツアー一覧(全10ツアー)※まだまだ増えるかも♪
■与那覇岳ツアー(9合目まで)
与那覇岳9合目から先は、植物の保護のため、通行を控えて頂いています。ご理解とご協力をお願いします。
やんばる3村、奄美大島、徳之島、西表島の未来を担う地元っ子達に“PR隊”として地元の魅力を世界に発信してもらうため、教育委員会、沖縄県とともに次世代交流事業を進めています。遺産登録のときに欠かせない隊員たちとの地元活動は2回目を迎えました。
今回は、沖縄県・鹿児島県が主催する「こどもサミット」(4島のPR隊大集合!8月5~8日@やんばる3村)に向け、4つの班に分かれて、「なるほど!」とたくさん言わせるような地元ネタを見つけることになりました。
そのネタは・・・生き物3班は「ヤンバルテナガコガネ」「リュウキュウイノシシ」「オキナワマルバネクワガタ」に決定!!
「ここにしかいないのはなぜ」などの疑問を解くために図書館の資料で調べたり、講師の上開地広美アクティブレンジャーに聞いてみたりして自分たちの気付きを子供ながらの面白い視点で発表してくれました。
暮らし班は、昔の主食だったイモを使って、(今時期、地元でとれる安波区の紅イモ)実際に食べられていたであろう料理をOkinawa Railの岩渕そよさんを講師に招いてみんなで作り、学んだことを発表してくれました。
メニューは、ウムニ―、プットゥルー、アンダギーです。テーマは「沖縄といもと私」になりました。
さて、広報誌の答えです。
リュウキュウイノシシが小さい理由皆さん知っていましたか??
子供たちが図書館で調べた結果は・・・
リュウキュウイノシシが小さい理由は、寒い場所に生息するものほど体が大きくなり、南のほうが体が小さくなる。
でした。(諸説あります)
本日が、世界自然遺産推薦に係る推薦書のユネスコ提出期限であり、本日中に提出される予定と聞いております。
その期待をこめて、村長のコメントを掲載いたします。
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来年の審査から1国1件しか推薦がされない中、奄美・琉球の世界自然遺産の再推薦がされたことを大変嬉しく思う。
昨年、推薦取下げが決まって以降、IUCNの勧告事項について関係者と一致団結して対応を進め、確実かつ早期な登録を要望してきた。
やっと胸を張ってスタートラインに立てた気持ちである。
もう一度立てたからには、自然環境の保全や適切な利用の促進をはじめ、基幹産業の活性化など必要な施策を着実に実施し、「むらづくり」事業を加速していきたい。
我らが「やんばるの森」をはじめ地域の魅力や価値を今こそ見つめ直し、発信し、沢山の人たちと共に後世に引き継いでいくことを目指し、呼吸を整えてスタートを切る準備だ。
いざ、世界へ。
平成31年2月1日 国頭村長 宮城 久和
本日の閣議において、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界遺産登録推薦書のユネスコ世界遺産センターへの提出が了解されたことを受け、以下のとおり、村長のコメントを掲載いたします。
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昨年、世界自然遺産登録に向けた推薦取下げが決まって以降、確実かつ早期な登録に向けて要望をしてきた。
来年の登録審査から1国1件しか推薦されない中、我らが「やんばるの森」を含む奄美・琉球の再推薦が閣議了解に至ったとのこと、大変嬉しく思う。
IUCN(国際自然保護連合)の勧告事項について、国・県をはじめとする様々な関係者と一致団結して対応を進めてきたところ。
最も重要なことは、我らが「やんばる地域」の魅力や価値を今こそ見つめ直し、発信し、沢山の人たちと共に後世に引き継いでいくことである。
引き続き、自然環境の保全や適切な利用の促進をはじめ、基幹産業の活性化など必要な施策を着実に実施するとともに、地域の魅力や価値を将来に繋いでいくための「むらづくり」事業を加速していけるよう、士気を上げていきたい。
さぁ世界へ、再出発だ。
平成31年1月22日 国頭村長 宮城 久和
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今般、世界遺産条約に基づく2020年の世界遺産委員会における世界遺産登録審査に向けて、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」世界自然遺産候補地を、政府としての今年度の推薦候補とすることが決定されました。
上記の発表を受けて、国頭村長コメントを下記のとおり掲載します。
”推薦取り下げが決まって以降、確実かつ早期な登録に向けて要望をしてきた。
今回の決定を受け、大変ほっとしたと同時に、気の引き締まる思いである。
IUCNの勧告事項について、国・県をはじめとする様々な関係者と一致団結して対応を進めているところ。
最も重要なことは、我らが「やんばる地域」の魅力や価値を今こそ見つめ直し、そしてそれを後世に繋いでいくことである。
今後、自然環境の保全や適切な利用の促進をはじめ、必要な施策を着実に実施しながら、地域の魅力や価値を再発見できるような「むらづくり」事業を加速していきたい。
さぁ、世界へ。
まさに、ふんどしを締め直し、再出発だ。”
平成30年11月2日 国頭村長 宮城 久和
ウフギー自然館 夏のイベント案内
どうぞお気軽にご参加ください♪
“○”の会場は、ウフギー自然館。
“◇”の会場は、野外や他の施設となっています。
やんばる3村内(大宜味村、国頭村、東村)で撮影された写真ならどなたでも3枚まで応募できます。
締め切りが“9月3日(月)”となっています。
折り紙で作られたリアルな生きもの達!!
7月21日(土) ~ 8月31日(金)まで展示してます。
◇「お散歩観察会 やんばるの季節の変化を楽しみましょう♪」
毎月恒例のアクティブレンジャー 上開地 広美さんが案内する観察会!
8月19日(日) 9月16日(日) 8:30 (ウフギー自然館集合) ~ 11:30 (現地解散)
場所:大国林道長尾橋周辺 定員:25名 (要申込み) 保険料:100円
○「アクティブレンジャーの解剖教室」
解剖体験を通して、生きものの体の仕組みや生態について詳しく解説してもらいます。
8月13日(月) 9:30~16:00 要申込み
定員:一般の方15名まで(小学生は親子で)
○「ウミガメゆんたく会」
やんばるで産卵するウミガメの現状について気軽なおしゃべりを通して教えてもらいます。
8月20日(月) 14:00~15:00 事前申し込み不要
◇「クイナ祭り出前ワークショップ」
「安波ダムクイナ祭り」会場で、楽しいワークショップを予定してます。
9月22日(土) 会場:安波ダムクイナ祭り